【誤飲・誤食】すぐに病院へ!対処法や注意点〜フレンチブルドッグは特に要注意〜
「愛ブヒが目の前でおもちゃを飲み込んだ」「気づいたらビニールをガジガジしていて半分くらい食べてしまった」そんな経験はありませんか?誤飲や誤食は、フレンチブルドッグに大変多いとされています。
今回は、誤飲をしたときの正しい対処法や、絶対にしてはいけないことをご紹介します。
目次
- フレンチブルドッグ誤飲件数は6位!
- 誤飲をしたら「すぐに」病院に連絡を!
- 絶対NG!!塩やオキシドールを飲ませてはダメ
- 誤飲だと気づかないケースもある
- ケース1:胃液を吐く→ぬいぐるみが2つ入っていた
- ケース2:慢性嘔吐→金属片が胃に張り付いていた
- 獣医師は「4つのケース」を見分ける
- どうして、犬は誤飲をするのか
- 誤飲をしそうになったら、注意したいこと
- 口に入れた物を出すトレーニングをしておこう
目次
フレンチブルドッグ誤飲件数は6位!

Viorel Sima/shutterstock
フレンチブルドッグの誤飲による受診は、とても多いのをご存知でしょうか。
「アニコム損害保険株式会社」の調査によると、2014年の1年間での誤飲件数の順位は、以下のようになっています。
1位:ボストンテリア
2位:バーニーズ マウンテン ドッグ
3位:キャバリア キング チャールズ スパニエル
4位:ジャック ラッセル テリア
5位:ラブラドール レトリーバー
6位:フレンチブルドッグ
参照:アニコム損害保険株式会社
都内では犬種的な背景から、トイプードルやフレンチブルドッグ、ダックスフントの誤飲を診察することが多く、中でも「0歳から1歳」の子犬が圧倒的に多いです。
誤飲をしたら「すぐに」病院に連絡を!
犬が誤飲・誤食をした際にとるべき行動は「すぐに」病院へ連絡をすること。かかりつけ医がお近くの場合は、すぐに連れていくようにしましょう。独自の判断で、様子見などはしてはいけません。
絶対NG!!塩やオキシドールを飲ませてはダメ

Africa Studio/shutterstock
犬が誤飲をした場合、決して「塩」を食べさせたり、「オキシドール」を飲ませてはいけません。
確かに、昔は食塩やオキシドールを飲ませて吐かせることもありました。今は多くのことがわかるようになり、塩やオキシドールを飲ませた場合の体に及ぼす損傷・影響はとても大きいことが証明されています。
すぐに病院へ連れて行けば軽い処置で済んだにも関わらず、食塩を食べさせて症状が悪化したケースも少なくありません。特にフレンチブルドッグは、軟口蓋過長症の子も多いので、うまく吐くことができずに途中でつまり、大変な事態に陥る可能性があります。
大切なフレンチブルドッグが目の前で何かを飲み込んでしまった場合は、様子見などをせず、すぐに病院へ連絡をしてくださいね。
誤飲だと気づかないケースもある

Plyushkin/shutterstock
さて、目の前で飲み込んだ場合は、飼い主さまもすぐに次の行動に移せると思いますが、実は、こんな症状も誤飲誤食だったりします。
ケース1:胃液を吐く→ぬいぐるみが2つ入っていた

MAXXSIPHOTO/shutterstock
症状
うちの子は、朝に胃液を頻繁に吐いてしまう。インターネットで調べたら、「空腹時嘔吐(お腹が空いている時に嘔吐する)」と書いてあった。ごはんの量が足りないんだ…ゴハンをもっと頻回にあげよう!
ゴハンを頻回にあげたら確かに吐く回数は減ったが、時々吐いてしまう。
実は、胃の中にぬいぐるみが2つ入っていた!
このような症状の場合、胃の中に異物がある可能性があります。
以前フレンチブルドッグの女の子で、朝に時々吐くものの、食欲・元気はいっぱい、排便も良好という子がいました。しかし内視鏡をいれてみたら、数ヶ月前に飲み込んだと思われる、ぬいぐるみが二つも出てきたことがあります。
どうして吐いてしまうのか
ぬいぐるみやおもちゃなどの異物が胃の中でころころしている場合、食事を食べて胃が膨れていると、特に違和感を感じません。しかし、時間が経って食事だけが腸の方に消化されていくと、胃の中には異物だけが残り、胃を刺激し吐き気が出るのです。
他にもこんなケースがありました。
ケース2:慢性嘔吐→金属片が胃に張り付いていた

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症状
3ヶ月に及ぶ慢性嘔吐。
実は、金属片が胃に張り付いていた!
レントゲンを撮ったところ、胃の中に異物がくっきりと映っていました。内視鏡を入れてみたところ、金属片が胃に張り付いており、その部分で炎症が起きていたのです。これが原因で、時間帯にかかわらず吐き気を起こしていたと考えられます。
異物自体は小さなものでしたが、金属片などは溶解して胃に張り付くと、重度の炎症を起こすことがあります。
獣医師は「4つのケース」を見分ける

DEALORY/shutterstock
犬たちが誤飲をしたとき、私たち獣医師は「吐かせるケース/経過を見るケース/内視鏡をするケース/開腹手術をするケース」を必ず分けて考えています。
時々吐くけど、食欲も元気もあり排便も良好だと、飼い主さまには危険・異常と映りにくいかもしれません。しかし、度々吐く場合はどこかに異常が隠れている可能性もあるのです。
愛ブヒが何かを食べてしまった時はもちろん、頻繁に吐く場合もかかりつけ医にご相談くださいね。
どうして、犬は誤飲をするのか

Jana Behr/shutterstock
そもそも、どうして異物の誤飲や拾い食いをするのでしょうか。
犬はとても嗅覚が優れています。フレンチブルドッグは、鼻の長い犬種と比較すると嗅覚は劣りますが、それでも私たちより遥かに素晴らしい嗅覚を持っているのです。
また、犬は興味がある物に対して「近づいて匂いを嗅ぐ」という習性があり、目の前のそれが「なにか?」を理解する為に嗅覚を使っています。このような習性を持ち、さらに嗅覚が優れていると、口に入れる頻度が高くなってしまうのも頷けますよね。犬にとって、臭いを嗅ぎ、興味を持つという事は当然の行動なのです。
誤飲をしそうになったら、注意したいこと

Ezzolo/shutterstock
犬が、落ちているたばこや食べ物に興味を持ち、臭いをかぎに行ったら、阻止しようとあわててリードを引っ張ったり、大きな声で注意をする方も多いと思います。
しかし、そんな私たちの行動こそが、ますます犬たちの好奇心を刺激し、落ちているものを何でも口に入れる習慣へとつなげてしまうのです。
口に入れた物を出すトレーニングをしておこう

evgeniykleymenov/shutterstock
口に入れたものを、飼い主さまの指示で「出す」ことを犬たちに教えておくことはとても重要です。焦って無理やり取ろうとすると、犬たちも「取られたくない!」と、急いで飲み込んでしまう場合があります。日頃から、口に入れたものを出すトレーニングを“楽しく”おこなってみてくださいね。
一緒に暮らす家族だからこそ、床に何か落ちていないか、食べて危険なものはないか…しっかりお家や散歩コースを確認してあげるようにしましょう!

獣医師:堀江志麻先生
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